メンバー紹介
“この学校に入学させて良かった”という保護者の言葉を力に
「教育には明るい未来の“夢”があります」
キャリア
- 2007年
- 学校法人九州文化学園 入職
長崎国際大学 配属
募集企画センター(3年)
学生課(8年)
入試募集センター(3年)
国際交流・留学生支援室(1年) - 2022年
- 九州文化学園小学校・中学校 異動
事務室 配属 - 現在に至る
プロフィール
- 福岡県出身 30代
- 長崎国際大学卒業
- 長崎国際大学ゴルフ部監督
- マイガジェット
iPad
※所属・年齢等は取材時点のものです。
入職のきっかけや、選択の決め手となったことは何ですか?
入職のきっかけは、得意分野のスポーツ関係やクルマ関係の企業の採用試験を受ける予定でした。ただ、好きな分野だけではなく、未熟な分野を伸ばした方がいいのではないか、と思いはじめていたので、その中で、学校事務の仕事に特に魅力を感じました。教育は個々の成長が生まれるプロセスを含み、ルールを守りながら円滑に運営していくという分野だからこそ興味が湧きました。
学校事務には、自己成長の機会があり、新しいスキルや知識を習得し、成長できる環境があると思い、新卒採用の試験を受け、入職することになりました。
現在の事務室の仕事は、どのような仕事でしょうか?
補助金、制服検討委員会の担当、ITや設備・教育備品関係の管理、児童・生徒募集のための広報活動です。
入職前に九州文化学園(や学校事務)に抱いていたイメージと、
実際に働いてみての違いについて感じたことを教えてください。
長崎国際大学が母校でしたので、大きなギャップはなかったです。
自身の充実した在学経験からも、教職員の方々が、学生の目標や学びたいことを熱心にサポートしてくれていることを実感していました。実際にサポートする側で働いてみて、改めて、教職員の方々の尽力を知ることができました。同時に、学生をサポートする難しさや複雑さを実感しました。
仕事のやりがいと印象に残っていること
現在勤務している小中学校では、児童・生徒や保護者、教職員と関わりながら、学校の運営を支える役割を果たすことで、教育環境の向上に貢献できることが大きな喜びです。
子どもたちの成長を間近で見守り、学びをサポートできることに充実感とやりがいを感じています。子どもたちが良い環境で勉強ができるように仕事をしています。
生徒、保護者との関わりについて
異動してからまだ浅いので、直接の機会はまだ少ないのですが、小中学校に異動した1年目に、小学4年生の探求学習のサポートスタッフとして、1年間直接関わる機会がありました。また、広報の業務で自分が担当した小学校1年生や中学校1年生の保護者の方が、授業参観の折り等に来校された際に、「この学校に入学させてとても良かった」という言葉をいただいたことがありました。職員として仕事のやりがいを感じました。
チームで取り組んだプロジェクトなど、これまでの仕事で印象に残っている出来事、
エピソードを教えてください。
大学の学生課に勤務していた時に行ったボランティア活動です。東日本大震災と熊本地震の被災地のがれき撤去を学生たちと行いました。
現地では、ニュースで知る情報よりも圧倒的にひどい状況を目の当たりにしました。壊れた建物や、がれきの山に直面すると、いろいろな感情が湧いて、なかなか冷静ではいられません。
そのようななか、学生たちと共に作業を始めて、「協力する力」というものが実感できました。一人では難しい課題でも、一人ひとりの小さな力が集まることで、少しずつでも前進できることに感動しました。この経験は、困難な状況でも希望を持ち、連帯の大切さを感じることの重要性を私に教えてくれたと思います。自分が甘えているなと感じるようなときなど、ことあるごとに当時の写真を見て、初心に戻るようにしていますね。
その他の仕事で難易度の高かったことは?
国際交流ですね。英語が得意ではなかったので、身につけておけば良かったと思いました。海外留学の打ち合わせで協定大学とのやり取りで苦労しました。よりスムーズに学生を留学させるためにも協定大学担当者と打ち合わせを行い、他の職員とも協力して留学する学生をサポートすることが出来ました。
グラフで見る私の仕事
【仕事に必要だと思うスキル・知識・態度等】
【自分の仕事の分掌割合】
グラフ1補足
- 話す力
- 学校広報における話す力は、学校の特徴や魅力を効果的に言葉で伝えることが不可欠です。生徒や保護者との円滑なコミュニケーションを通じて、学校の成果や取り組みを共有します。同時に、フィードバックを受け入れ、信頼感を築く努力も欠かしません。状況に応じた適切なトーンや表現を使い分け、広報活動を通じて学校とコミュニティとの協力関係を強化し、広く学校の魅力を伝えることが役割だと思っています。
- PC操作
-
上司等への報告の際に、言葉だけではなく数字で説明する上で、Excelを使った整理や分析は必要。
入職後に先輩や上司から教えてもらったので上達しました。 - 前向きさ
-
その人をサポートするにはどうしたら良いか、自分に何ができるかという視点を持って対応するようになった。
また自己啓発の本などを読んで、自分の気持ちを前向きに整えることも。
デスクの上に、常に1冊おいて、出勤時の始業前に少し目を通して、一日を始めるようにしている。 - 体力
-
新卒で入職したので当時は5だったが、今は年齢で…。
ただ休日に走ったり歩いたりで体力維持には努めている。 - 車の知識
-
小さいころから大好き。
スクールバスの管理で故障した際に、自動車学校での勤務経験のある同僚と会話が成り立ち、事務長からも「二人で解決してね!」と頼りにされている(笑)
グラフ2補足
- 他校の情報収集
-
公式HPを見てチェック。
県内の高校に関しては、一度訪問して面識のある先生に連絡したり、尋ねたりしており、機会があれば再度訪問したい。
また校内募集部会の取組として、同校にオンラインでつなぎ、募集の仕方を本校教員にレクチャーしていただけないか企画を検討中。
頼れる仲間、お世話になった人
九州文化学園の教職員は、皆さん尊敬できる存在だと思います。
小中学校では、児童・生徒に問題等があって職員会議等で話し合う機会がありますが、子どもの目線に立ち、その子の将来のためにどういう選択をしてあげた方が成長に繋がるのかという視点で議論をしています。そして将来に向けてこうあるべき、という「今後について」を見据えた話も多く長期的なスパンで物事を考えていると感じています。
このように、常に児童・生徒の成長と、学園の発展を第一に考え、熱心に指導に当たっているところを尊敬しています。
これからチャレンジしたいこと、興味のある部門・部署
実は、私は本学の卒業生として、自身の経験を活かしながら、学生に寄り添い、向き合い、学生の活躍や努力を一緒に喜び、応援していける事務職員を目指していきたいと当時からずっと思っています。
また「チーム九文」の一員として、学校と地域の連携を通じて、長崎・佐世保の活性化を促進したいです。教育現場での指導を通じて、地域の子どもたちが元気に成長し、地域社会が希望に満ちた場所としての長崎県佐世保市、元気があるスタッフがたくさんいる九州文化学園にしていきたいですね。
就業環境について
タイムスケジュール・ある日の一日
進捗をチェック
進行状況や課題について話し合う
議論や意見交換に参加
職場の雰囲気を教えてください
九州文化学園小中学校という職場は、みなさん前向きですし、子どもたちの未来をしっかりとサポートすることに情熱を傾ける教職員や事務職員で溢れています。
今の事務室には6人が勤務していますが、明るい雰囲気のスタッフが多く、学校行事など忙しい日々でもありますが、いつも笑顔で業務に取り組み、前向きな姿勢を保っています。
明るくフレンドリーなコミュニケーションが行き交い、チームワークが大切にされている職場で、皆がお互いにサポートし合いながら、子どもたちの成長と未来に寄り添っているなと感じています。
明るくフレンドリーなコミュニケーションを感じるのは、どんなとき?
先生は人前でお話しするのが得意な方が多いです。ちょっとしたことでも、ユーモアを交えながら伝えていただいていますし、時には、廊下で子どもたちも交えた、楽しげなコミュニケーションが生まれます。先生も、事務室も非常に明るい方が揃っていますよ。
普段の昼食は?
昼食はあまりたくさん食べないようにしています。
休日、ライフ・ワーク・バランスについて
残業は業務の効率化を意識し、最小限に留めるよう心がけています。バランスが取れた状態で、仕事にもプライベートにも全力を尽くせるんじゃないでしょうか。
休日は、散歩や読書、趣味の料理や映画鑑賞などでリフレッシュし、友人や家族と過ごす時間を大切にしていますね。健康な体と充実感を維持することは、仕事やプライベートを調和させる鍵だと思っています。
学生の皆さんへのアドバイス
学生時代に取り組んでおくと良いと思うことは?
学生のうちから自分オリジナルの「語れるエピソード」を積極的につくること、でしょうか。これは就活時だけでなく、人生において自己アピールやコミュニケーション力を高めるための役立つと思います。自分の興味や趣味を追求して、積極的に新しいことに挑戦することで、個性や成長を示すエピソードが生まれます。
そうすると、人とのコミュニケーションや自己分析がスムーズに行え、自信を持って未来に進むことができるようになると思いますよ。
持っていると良いスキル
毎日が理想的に上手くいくわけではありません。人との関わりのなかで、誤解を招いてしまうようなことも当然あります。なので、そうした「問題を解決する」という力や考え方、姿勢などを身につけていた方がいいと思います。
複雑な課題を冷静に分析し、適切な解決策を見つけることができるような「問題解決能力」があれば、仕事や日常生活での困難な状況にも臨機応変に対応できるようになります。
また、チームでの協力やリーダーシップにおいても重要な要素となるので、効果的な意思決定や目標達成に貢献できると思います。
メッセージ
新しい道に進むことはワクワクする一歩です。
自分の強みと情熱を信じて、挑戦を楽しんでください。未知の領域での経験は成長のチャンス。自信を持って前進し、新しい環境で素晴らしい一歩を踏み出しましょう。
応援しています!
私について
仕事に関するショートQ
- 朝、出勤して、まずすること
- メールのチェック。
- 1年のうち、一番忙しいと感じる時期は? その理由
- 夏。
オープンスクールがあるため。 - 俄然やる気がアップ(わくわく)する時と、今でも緊張(ドキドキ)する時
- 学校見学者や入学希望者との出会いが、私たちにとって特別でわくわくする瞬間です。
緊張することは特にない。 - 上司に報連相するときに特に心がけていること
- 人に関わることは、しっかりと事実を伝えるようにしている。
- 同僚や後輩に協力を求める時のとっておきの口説き文句
- 一緒にあなたと仕事をしたいという気持ちを伝える。
また、こういう風に目的を達成したいので協力して欲しいとういうことを説明する。 - 小学生(5年生)からお仕事インタビュー。自分の仕事をどう説明する?
- 学校の魅力を地域の方々に伝えることをメインにした仕事をしている。
主には、パンフレットの作成であったり、入学希望者に対して学校の教育内容の説明をしたりする仕事。子供の将来、明るい未来のために、非常にやりがいのある仕事。 - 行事の時の良くやる役割を教えて
- 【入学式、卒業式】 誘導。
【オープンスクール】現場のリーダー的な役割。 - 仕事に関する情報収集の方法。一番役立つのは?
- 他校の情報を常に意識して見ている。
また、「dマガジン」でビジネス雑誌や小学校・中学校受験や大学に関して特集が組まれていたりするので、そうした日本の情勢については、常にチェック。 - 仕事で一番、電話する相手(部門、部署、学生、保護者ほか)
- 幼稚園の園長先生
- 仕事に欠かせないガジェットやツール(マイ・ツール)
- iPad。
上司からのコメント
人柄や長所、特長
仕事は迅速で丁寧です。
同僚とのコミュニケーションもしっかりとれており、良い雰囲気を作ってくれます。働く環境づくりが上手く、言うなれば「同僚性」が高い職員ですね。
周囲の意見に耳を傾け、業務内容の意図を汲んで業務にあたってくれています。また、頭の中で最終形を想定して、ムダを省き、予算枠に収まるようにと業務の効率化を常に意識してくれています。
今の仕事への更なる頑張り
現状でも十分に課題に前向きに向き合ってくれています。
その中でも、引き続き学校全体、ひいては学園全体の発展、活性のために若い感覚で改革案を積極的に出してほしいです。特に難しい課題などは、周囲を巻き込んで実現することが大切になってきますね。その力があると思います。
将来への期待
時代は急速なスピードで変化しています。
今までどうだったか、ということにはとらわれていては、生き残ることは難しくなるでしょう。
仲間が多く、親和力も高いので、中堅として若手をまとめることもできるはず。働いている皆が幸せになることで、難しい課題や仕事も上手くいきます。そうした環境づくりにも一役買ってくれるように思います。
柔軟で若さ溢れる感覚を持って学園をリードする存在であって欲しいですね。